BLW離乳食

ワーママでもできる!親子で楽しく進められる離乳食【BLW離乳食】実践してみよう

ちょりん
ちょりん
歯科衛生士ワーママのちょりんです。

今回は
全国のママさんのほとんどが、開始時期が近づくと億劫になるあの離乳食が、
準備も楽で食事中もお互い楽しめるという、筆者激推しの方法をご紹介します。

その名も『BLW離乳食』ですっ!

BLW(Baby-led Weaning)離乳食とは?

イギリスの助産師兼保健師であるジル・ラプレイさんによって提唱された離乳法。

Baby-led Weaning=赤ちゃん主導の離乳食

おそらく離乳食と聞いたらほとんどの人はドロドロにした、決まった量の食材を
親がスプーンで与える、というイメージがあると思います。(=従来型離乳食)

ですがBLW離乳食は
食べるもの、食べる量を赤ちゃん自身で決めてもらうという方法です。

こまち
こまち
赤ちゃんが自分で決められるの!?

もちろん提供する食材は親が決めますが
その中の食材から何をどれくらい食べるのかは赤ちゃん自身が決めます。

 

BLW離乳食の様子

我が家の取り入れ方

筆者のこどもたちは6月生まれと7月生まれなので、翌年度の4月には保育園入園させます。
入園する頃は9ヶ月、10ヶ月くらいです。

こまち
こまち
よく見る離乳食本だと【3回食で歯茎で潰せるかたさ】ダネ

BLW離乳食は全ての保育園になかなか周知されていませんし
我が子たちだけBLWを取り入れろなんて言えません笑

なのでスプーンでも食べられるようにあえて
BLW離乳食と従来型離乳食の二刀流でやりました!

保育園生活と同じになるように、お昼だけを従来型離乳食で与え、
朝晩はBLW離乳食で与えました。

そうすることで、スプーンやフォークを口に入れることにも慣れ
スムーズに慣らし保育でのご飯を実施することができました。

メリット

家族と一緒に食卓を囲める

BLW離乳食は赤ちゃん本人に食べてもらうので
大人と同じタイミングで食事をすることが可能です。
基本的には手出ししないので、大人は大人のペースで食事が取れます。

それ以外にも、赤ちゃんの観察力はすごいもので
筆者の次男の体験談ですが
親の食事姿をずっと見せてきたので
カラトリーの習得がとても早かったです!

本物の食べ物について学べる

従来型離乳食はあらかじめペースト状にしたり細かく刻んだり
その食べ物の本来の食感、感触が分かりにくいかなと思います。
BLW離乳食であれば、ほとんどありのままの状態で提供するので
赤ちゃんも『なんだこれ?』と言わんばかりの顔で食材に触れ
脳の刺激にもなるし、その姿はとても可愛いです。

楽しめる!

こうして食材に触れている間の赤ちゃんはとても活き活きした表情を見せてくれます。
その姿を眺められる大人も慣れてくれば可愛いな〜と楽しく観察できます笑

手指の巧緻性が向上する

座っていれば食事が次々と運ばれてくる従来型離乳食とは違い
BLW離乳食は自分の手を使い食材を触り
何から口に入れようか自分で考え
いつ終了させるかも自分で決めるので
手指だけでなく脳にもいい刺激になります

食事の準備が簡単

裏漉しして、ストックを作って冷凍させて、
食事時間にチンして、、、
そのような必要はありません!!

普段通りお料理をしていただき
あじつけのタイミングで取り分ける!
それでいいのです。

米は握らなくてもOK(10ヶ月飯)

ナマモノや蜂蜜などの食中毒のリスクがあるものを
食事に取り入れることができなくなりますが
手作りご飯でママの健康にも貢献できます。

食事回数に決まりはない

大人の食事のタイミングで一緒に食卓を囲むので
基本的には開始時から1日3回です。

ただ食事のタイミングで寝てしまった等、
様々な状況があるので絶対に3回である必要はありません

我が家も1日3回の日もあれば1回の日もあり様々です。
お子様のご機嫌次第で進めてあげましょう。

デメリット

散らかる

赤ちゃん自ら、思うままに食材に触れて食事をするので
まあああ散らかります。覚悟必須。

ただこれは予防できます!
筆者の二人の子供たちも愛用した素晴らしいエプロンを
使っていただくと、BLW離乳食が倍以上楽しめます。

次回更新予定の記事にて紹介いたします!

散らかるそうめん達

あまり周知されていない

ふたりの子育て中(現在進行形)で出会ったママ友さんで
BLW離乳食を知っていた方は2人くらいと少なく
いろんな場所で離乳食の話題になっても驚かれました。
頭の片隅にもないので、1から説明するのがとても面倒でした笑笑

保育園の先生も、知っている先生と出会ったことはなく
お昼だけは従来型離乳食で進めていました。

BLW離乳食の開始時期は?

離乳食の開始時期は5〜6ヶ月くらいと言われていますが

*食事に興味を持ち始める
*おもちゃを口に持っていく
*支えれば座れる

この3つが見られるようになれば
開始の合図と言ってもいいでしょう。
個人差はありますが、大体7ヶ月くらいでしょうか。

寝返りや歩き始めるのに個人差があるのに
離乳食を始めるタイミングがなぜみんな一緒の時期なのか
私は疑問に思いました。

親子で食事時間を共に楽しもう

最後まで読んだいただきありがとうございました!いかがでしたか?
こういった離乳食の方法もあるということを
世間のママさんに広まれば嬉しいです。
今日も育児をゆるく楽しんでこ!

次回、BLW離乳食での必需品をご紹介いたします。